小学生の頃、初めて自分の声をラジカセに録音した時の驚きは今も鮮明に覚えている。
「え! これが俺の声? このラジカセ壊れてる!?」
※蓄音機を発明したエジソンも、きっと同じ衝動に駆られたはず。
得てして、人は自分の事が一番解っていないと思う。
自分が思う「自分像」と他人から観られる「様子」は多分に一致しないかも。
その場合は、他人の眼の方が真実に近いという事に初老になって気付く。
先日、とある縁があって自分の試合の様子を映像で観る事が出来た。
そこに映し出される私の姿に額から汗がドッと噴出した。
なんと無様な姿なんだろう。
こんな姿を日々堂々とテニスコートで他人様に観られていたとは。
ボールを追う姿は、ジタバタドタバタ。
打ち込む姿は、背中の曲がったおじい体形。
もっとハツラツとした姿をイメージしていただけに大いにショック。
やっぱり年相応な振る舞いになってしまうのですか。
自分では、同年代と比べるとそれなりに若いつもりでしたが
客観的に観ると、ご多分にもれず齢相応な動きをしている現実を突きつけられた瞬間だった。
「え! これが俺のフォーム? じじくさ!!」
※鏡を初めて見た時の記憶はないなぁ。
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