試合初参戦の女性のお話(回想録)。
テニス仲間の中では少し奥手の彼女は、なかなか試合にエントリーすることが出来ませんでした。
そんな彼女が、周りが次々と試合に挑み楽しんでいる様子を目の当たりにしてか、遂に勇気を振り絞って試合にエントリー。
試合会場では、堂々としたものです。
他の参戦仲間は緊張気味で会話も少なめの中、雰囲気にのまれている様子もなく落ち着いたたたずまい。
私が初参戦の時は、試合までに何度トイレに走ったことか。
試合は4人総当たりのリーグ戦。
記念すべく1試合目で、いとも簡単に初勝利(一打一打に一喜一憂でスコアは把握してません)。
2試合目は、そのままの勢いでと思いきや完敗(自分の試合で観戦出来ず)。
3試合目は、勝ち越しの掛かった最後の試合。
サーブはバンバン入ります。
リターンも確実に返します。
ラリーは、しっかりコースを狙って打ってます。
自分のショットが決まれば、相手に向かってラケット面と左手で拍手するパフォーマンスも忘れません。
絶対に初参戦には見えません(笑)
どっしり試合に集中してます。
しかも、果敢に攻めてます。
観戦している私達も、ついつい彼女が打つたびに悲鳴のような歓声のような声が出ます。
もちろん、対戦相手から「一打一打うるさい!」と御叱りを受けました(汗)
※対戦相手が私の知り合いだったので試合自体は和やかでした(と思います)
結構エキサイティングな試合でしたが、終わってみれば1-6で敗退。
試合後の挨拶の際に彼女は相手に言い放ったそうです。
「今は技量では負けてますが、次は必ず勝ちます!」(的な事を)
負けてとても悔しかったそうです(笑)
※まずは勝者を称えないとね。
しかし、彼女の次回の試合が楽しみです。
余談
ロッカールームで対戦相手には、興奮して言い放ってしまったことを
ちゃんと謝ったとさ(笑)
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