4月からスクールが急遽休講になって、5月からは当面の間、コートも使えなくなる。
なので、身体が鈍らないようにと心機一転でジョギングを始めた。
そこで、5年前に買って3度ほどしか使わなかったジョギングシューズが下駄箱から再登場。
こいつには何の罪もないけれど・・・。
ボールを追いかけ走るのは好きだけど、ゴール地点がみえないジョギングやマラソンは大嫌い。
遠くを見つめれば先の長さに気が遠くなり、下を向けばただただ続く灰色の景色にうんざりする。
スタート早々に後悔の念。
ゼイゼイハァハァ、何が楽しいのだろう。
身体を鍛えるなら、他にも方法は沢山あると思ってた矢先にテニスに出会ってジョギングシューズはお蔵入り。
という過去があった。
しかしながら、また、こいつを履く時が来るとは・・・。
ハーバーランドからメリケンパークあたり、5キロ30分を目安に走ってます。
場所柄、釣り人や観光らしき人々が点在する中を走り抜ける初老ランナーが思っている事。
「ここで道を尋ねられたらどうしよう」
絶対止まれる余裕なんてないから笑ってごまかそう。
例え止まって対応しようとしても、ゼイゼイハァハァしか言えないだろう。
こんな事を思い考えながら走っている事でまがりなりにも気が紛れているのかも。
出来れば、もっと楽しいポジティブ思考で軽やかに走れるようになりたい。
私にもそんな日が来るのでしょうか。
追伸
このご時世、ジョギングにもマスクは必須と知りました。
更に過酷な条件で初老ランナーは頑張ります。
外出自粛要請から緊急事態宣言までの騒動に発展した昨今。
とても行動し辛くなってきました。
そこで掲げられる「不要不急」ってどうなんでしょう。
他人様からみたら「不要」に見えるかもしれない事柄。
他人様からみたら「不急」に見えるプライオリティ。
本人にとっては、とても大事なルーティンであったり、先にこなしておきたい事であったりするかもしれない。
先日の夜、風呂上がりに冷蔵庫を開けると、お気に入り缶チューハイが切れていることに気付き、急いでコンビニまで買いに走った私に妻が呟きました。
「そこまでして飲みたいの・・・」