11月25日26日、MGSテニスアカデミーの一般クラスの合宿が開催された。
大人になって、部活のノリでのテニス合宿はとても新鮮で学生時代を思い出す。
当時との大きな違いは、怖い先生や嫌いな先輩たちが居ない事。
それと、日々の部活も少し嫌々やっていたところも。
今は好きなテニスというスポーツを気の合った仲間たちと楽しんでいる毎日。
そんな中で企画されたMGSテニスアカデミー合宿。
楽しくないはずがない。
そうそう、学生時代との違いがもうひとつ。
午後あたりから、足を攣り出す人が続出となりけり。
私は翌日の別件で食事会およびお部屋での宴会には参加出来なかったけど
この夜のイベントこそが大人の合宿のお楽しみであり意義である。
これを欠席した事に大いに悔いが残る。
私の中の「合宿」とは
昔は「合宿」=しごき。今は「合宿」=宴会。
自宅玄関前で、左手で鍵を握りしめながら右手でポケットの中のあるはず鍵を探す吾輩。
しかるに、すでに事前にポケットから鍵を取り出したことも忘れて。
どうして、左手(感触)は右手に鍵の在処を伝えないのでしょう。
あいだの立場にいる脳(私自身)が他人事の様にやるせない気持ちになる。
テニスコートで、眼と手はボールが飛んでくる方向に反応しているのに脚はついてこない。
まさに上半身だけが反応して下半身は他人事。
齢をとるという事は、情報の共有化が疎かになるという事かも。
あっという間に、夏も終わって今年も残り2か月。
時は瞬く間に過ぎていきますが、その間の出来事はほとんど記憶に残ってない。
いや、記憶に残っている出来事が少ないから、時があっという間に過ぎ去ったと錯覚しているのかも。
先日、テニスの試合で私に勝ったお相手が、「前回のリベンジが出来ました」と嬉しそうに囁いた。
(ん? あ~、確かにそんな事があったかと笑顔でご挨拶)
自宅に戻って調べてみたら、なんと去年の夏の出来事だった。
つい最近の話かのように語ってられたので驚いてしまった。
自分が負けた試合は、結構鮮明に悔しさと共に覚えているけれど、
自分が勝った試合って、結構忘れているものかも。
不思議なものです。圧倒的に負け試合の方が多いのに。
まさに、人は悔しさをバネに生きるのですね。