「10月」と言えば運動会シーズン。
昔は、勉強が苦手だけど運動能力が高いガキ大将たちが公の場で唯一脚光を浴びる日だった。
今は、優劣を争う事を極力避ける工夫が凝らされるように脚色されて「競う」楽しさが軽減されているとか。
「勝つ」喜びと、「負ける」悔しさを味わう事が、今後の成長を手助けするものと習ったのも学校なのにね。
と、前ふりですが(笑)
10月1日に、第一回秋季「みのたに」オープン!ミックスダブルス大会を開催します。
参加対象者は初級から初中級と控えめなレベル。なので初めて試合に参加される方もおられます。
目標はもちろん「勝つ」ですが、それ以上に大切な事は「大いに楽しむ」こと。
当日参加者12組(24名)の歓声悲鳴が楽しみです。
もう今週で9月も終わりです。
いつの間にかセミの鳴き声に代わって秋の虫が風情を醸し出してます。
当テニスコートには、時にゲジゲジやマルムシ、コオロギ等がわがもの顔で走り飛び回ってます。不思議なことに蜂やカナブンが飛び回るところに遭遇したことが無いのは幸いかも。
しかし、彼らはなぜ危険を冒してまで砂だけで隠れるところの無い平坦なコートに入り込んでくるのでしょう。
まぁ、こんなことを考えてレッスンを受けている人は居ないと思いきや
「これはアカン奴でしょう!」と大きな独り言で何かを掴みあげてコート外に放り投げる人。
何をコート外に逃がしてあげたのかをお聞きした。
その方にとって、「これはアカン奴」の正体は小さなアマガエル。
多分に、その方にとってはアマガエルは虫けら以上の生を尊ぶ存在なのかも。
いや、もしかしたら踏んだら気持ち悪いという判断基準か。
コート上で不意に襲う「足つり」や「こむら返り」。
特に精神的な緊張感や疲労感を伴う試合では、ちょくちょく見受けられます。
こむら返りは、体の中から塩分・水分が無くなると起こりやすいと言われます。
足をつってしまうのは、体の中に強い循環を促したい作用として、疲れを押し流そうとして引きつけを起こすそうです。
そこで必ず観戦者や対戦相手から差し出されるのが「芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)」。
この通称「68番」は、必ず誰かが常備薬として持たれております。即効性のある漢方薬です。
でも、私の常備薬は「定価98円」のスポーツドリンク。
これを運動20分ほど前から小まめに水分補給することに心掛けております。
備えあれば悲鳴なし。
久し振りに日曜日の午前中のレッスンに飛び入り参加させてもらいました。
普段はひっそり静まった夜クラスで汗を流してます。
もう9月にもなると陽が落ちるのもすっかり早くなり、到着する19時頃は辺りは真っ暗でインドアコートだけがポツンと光が漏れている、少し寂し気な風景。
もちろん、コート内ではジュニア達がコーチ陣の熱い指導のもとで活気づいてます。
そんな私が、久々に明るい午前中のレッスンコートに入ると大いに心地よい違和感。
「周りが明るいという事」、「時間帯が早いという事」、この要因は何だろうと考えながら球出しの順番待ちをしていると、ふと隣で女性が天井を見つめている。
「やっぱり昼間は明るくて賑やかで良いですね~」と言う彼女も夜クラスの振替組。
「あの天井に居る鳥はツバメでしょうか?」
小鳥のさえずりにも心躍らせ、彼女もすっかり周りの景色をも楽しんでいるものと思いきや
「鳥のフンが落ちてこないか心配です」
なるほど、鋭いご指摘。